ジッポー社設立当初から、よく広告に登場するキャラクター「レブラー(ドランカー)」。酔っ払いが街灯に寄りかかっている姿を描いたクラシカルなデザインです。ウィンディと共に、ジッポーコレクターには、馴染みの深いデザインで、多くの人々に愛されています。1935年当時の形状・サイズを忠実に再現した、1935レプリカです!箱のデザインも復刻されており、ジッポーファンにはたまらない一品。ヒンジがボディーの外側に付いた3バレル仕様で、このボディーのジッポーが製造されていた頃、創業期の名品である「メタリケ」の制作が開始されました。メタリケとは、繊細に加工されたメタル貼りライターで、そのアールデコの影響を受けたアートにより、芸術的価値が高められました。
解説: 幻と言われていた1935モデルが、欧米諸国に先駆け日本で初復刻される事になりました。今までのレプリカシリーズに類を見ないほど細部にまでこだわった逸品です。1935年モデル発売当時のずんぐりとした特有のボディ形状はもちろんのこと、ジッポーのキャップとボディーをつなぐ蝶番は、現行のモデルとは異なり当時と同じ外部溶接が施されており、ヒンジのバレル数も現行モデルが5本であるのに対し、3本で組み立てられています。さらに、インサイドユニットまで1935モデル専用のものを使用しています。1941モデルとほぼ同じ大きさで、チムニーホール(風防の穴)の数が発売当時と同じく8個だったりと、細かいところまで再現されています。このジッポーのボディーは、1935レプリカの定番NO.1935です。表面にはメタリケが貼りつけられています。メタリケとは、昆虫の羽のように薄い0.08ミリのメタル・レースをボディに貼付し、手描き着色した装飾手法によって製作したもので、熟練のクラフトマンにして一日50個しか完成に至らなかったという歴史的名品です。裏面は無地となっています。
コンディション: 新品・未使用