今年、30周年を迎える人気のガンダムジッポーです。新生ネオ・ジオン総帥シャア・アズナブルの専用機として設計・開発されたMSで、既存のジオン系MSの集大成とも呼ばれる機体です。サザビーのヘッド部分が立体的にボディーに貼り付けられています。機体番号であるMSN-04がエッチングされており、黄色でプリントされています。色鮮やかで、立体感のあるジッポーです。
解説: 「機動戦士ガンダム」は、複雑な人間模様を描き出したドラマ性が高く評価されている作品です。初回放送から4半世紀を経てなおその人気は劣らず、戦争賛美でもなければ安易な「反戦」でもない、独特の戦争観は「ガンダム世代」と呼ばれる当時の視聴者達の戦争観に影響を与えたとされています。また「機動戦士ガンダム」のヒットは新たなアニメブームをもたらし、これに影響されたロボットアニメは、「機動戦士ガンダム」同様に登場人物や世界観の描写に力を注ぐことで高年齢層も意識した作品作りがなされるようになり、数多くの作品を生み出しました。ガンダムシリーズ自身は「機動戦士ガンダム」以来のファンを維持しつつ、新しい設定のガンダムが若いファンを獲得し、親子二世代にわたって楽しめるシリーズとなっています。また、ガンプラや各種トイも今なお初代ガンダムやザクの新型アイテムが発売されるなど根強い人気を保っています。サザビーとは映画『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』に登場するネオ・ジオン軍のニュータイプ専用重モビルスーツの強化発展型です。MSとしての基本性能を高いレベルでまとめた上でニュータイプ専用機としての機能を付加させていくという理念の下開発され、その結果MS単体での基本性能とニュータイプ専用機としてのサイコミュ関連の性能が共に高く、双方のバランスが取れた優秀な機体が完成しました。設計は旧ネオ・ジオン(アクシズを前身とするハマーン・カーン指揮下のネオ・ジオン)の技術者が呼び集められ、彼らを中心として行なわれました。劇中には1機しか登場していませんが、扉絵には4機程描かれていて、映画『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』の設定とは異なり、複数が存在したとされています。このジッポーのボディは、サテーナ加工&ワインレッド色のカラーメッキです。ニッケルメッキのあとにカラーをコーティングしたもので、鮮やかな彩度を持ちつつも透明感のある発色で、美しい色合いに仕上げられています。絵柄はエッチング・プリント加工です。
コンディション: 新品・未使用